公益財団法人 日中友好会館 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER
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  第12回「日中文化講座」盛況裡に開催 テーマは「中国酒の楽しみと効能」  
 
当財団は毎年2月に財団法人かながわ学術研究交流財団と共催で「日中文化講座」を開催している。本年は2月5日(土)午後、湘南国際村センター国際会議場で中医薬膳アドバイザーとして活躍する稲田恵子氏を講師に迎えて「中国酒の楽しみと効能」についてお話を聴いた。
 稲田講師は元々看護・保健師で、93年から96年まで北京中医薬大学に留学、予防医学を中心とした中国伝統医学を学び、帰国後は(株)永昌源で健康素材や薬味酒の開発に従事している。
講演に先立って、当財団の吉川順一事務局長が主催者を代表して「中国の食文化はラーメンや餃子など、庶民に身近になっているが酒についてはまだ浸透していない。中国は春節を迎えるときでもあり、お酒についてのお話はタイムリーで、楽しい話題でもある」と挨拶した。
稲田講師の2時間に亘るお話は、パワーポイントを使って、中国酒の分類とその歴史、中国酒の楽しみと効能についての系統的で分かりやすい内容であったので、聴講者もたいへん満足した。最後に聴講者から活発に質問が出た。「紹興酒に氷砂糖を入れるのは?」という質問には、「酒に砂糖をいれるのは、台湾の酒は酸味が強いので氷砂糖を入れて呑むが、本場の紹興酒は醗酵の仕組みが違うので、酸味が強くなく、砂糖は入れない」などのお答えで、改めて中国酒についての認識を深めた人が多かった。
最後に(財)かながわ学術研究交流財団の富岡隆夫専務理事が「充実した内容のお話は皆様にもご満足いただけたことと思う。中国酒が身近になり、健康に役立ち、食卓が賑わえば幸いだ」と閉会の辞を述べた。
 
     
 
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